こんにちは!茶道男児です。
今回は茶道においてとても重要である帛紗の使い方についてお伝えしていきます。
茶道を始めるにあたり、帛紗が必要だと言われたけど何に使うの?と疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際私自身も始める前はよく理解していない状態でした笑
そんな初心者さん向けに帛紗の使い方についてレクチャーしていきます!
- 帛紗の概要について
- 帛紗の使用用途について
- 準備するにあたっての予備知識
それではレッツゴー!!!!
こんな人におすすめのブログ記事です!
帛紗を何に使うのかイメージできていない人
帛紗についての基本的知識をつけておきたい人
帛紗を買うポイントを知りたい人
この記事で帛紗の概要を押さえて、スタートダッシュを成功させましょう!
帛紗とはどのようなものなのか?
帛紗は茶道において必ず必要となる道具の一つです。
読み方は「ふくさ」といい、漢字では袱紗や服紗などといった表記でも表されます。
素材は何でできているの?
茶道で使う帛紗は、主に絹やちりめん素材で作られており、柔らか手触りになっています。
他にも綿製でできたものもあるようですが、茶道には向いていませんので基本的には絹製で準備するのが無難です。
肌触りが良く、いつでも触っていたいくらい気持ちいいです!
サイズ感と色はどれを選べばいいの?
まず最初にサイズ感ですが、
男女ともに寸法は、縦27,5cm・横28,4cmとなっています。
ただ厚さには5、7、8、9、10号と種類があり、それぞれ重さが異なっています。
号数が大きくなるにつれ、絹糸の織り込まれている強さが異なりより厚くなっていますので、その分扱いが難しくなります。
お点前や稽古によって使い分ける方も多いようですが、初心者のうちは7〜9号のものをご準備されるのがよろしいかと思います。
また色については、流派によって若干の異なりがあります。
裏千家の場合は、男性は「紫」・女性は「赤」
表千家の場合は、男性は「紫」・女性は「朱」となります。
特に女性の方はお気をつけください!!
近年はネットで購入される方も多いと思います。
くれぐれもサイズと色はお間違えのないように注意を!
私は最初に「紫・8号」を選択しました。
ネットで買う前に、実店舗にて重さや手触りをみておくのがオススメです!
帛紗はどんな時に使用するの?
続いてどんな用途で帛紗を使用するのかご説明します。
茶道において帛紗は、茶碗や棗、茶杓などを清める時に使用します。
清めるとは、「目に見える塵や見えない概念的なものを拭うこと」を指します。
それ以外には、熱い釜の蓋を開ける時などにも使用されます。
また茶道用語として、帛紗を扱うことを帛紗をさばくといい、
清め方によって数種類ものさばき方が有ります。
茶道具を包んだりする際に使用するイメージを持たれている方も多いようですが、
実際にはその用途で使用することはありません(その場合は風呂敷を使用します)。
茶道において、帛紗さばきは熟練度がわかる指標にもなります!
稽古でもたくさん使用するものになりますので、ご自身が気に入る帛紗を探してみて下さい。
初心者おすすめの買い方
結論おすすめの買い方は・・・実店舗で買うということです。
もちろんネットで購入することも可能ですが、
初心者のあなたにはぜひ茶道具店に行ってご購入いただきたいです。
実際に行くことで、手触り感や重さを比較して選ぶことができますし、
なんといってもお店の人が丁寧に説明してくださるので間違いがありません!!!
私は東京・表参道にあります「つたや商店」で購入しました!
https://ameblo.jp/tsutayashouten/もちろん実際に見た上でネットで購入する分には問題ないと思いますので
みなさんもお気に入りの帛紗を見つけてみてください!!
茶道具店にはさまざまな道具が扱われていますので、それらを見るだけでもワクワクします!
まとめ
さあいかがだったでしょうか。
帛紗の概要や選び方について理解が深まっていれば嬉しいです。
帛紗はおそらく茶道を始めるにあたって一番最初に購入するものだと思います。
またその一枚を長く使っていくことになりますので是非素敵な一枚を探してみてください。
今後帛紗のさばき方についても記事を書いていきますのでお楽しみに!
それではまた次回、達者でな!!!