こんにちは!茶道男児です。
禅語紹介シリーズの第二回目です。
本日ご紹介する禅語は「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」です。
言葉の由来は中国南栄時代の無門慧開が作成した仏教書(禅書・公案集)と呼ばれる著作にある故事から生まれたものです。
意味は次のとおりです。
平常心(へいじょうしん)を保ち、何にもとらわれない心そのもが『道』である。
どんな状態でも冷静で平穏な心を持って過ごすことが大切であるということです。
「平常心」これは誰もが常に願う心の状態ではないでしょうか。
SNSで世界中の情報にアクセスができることで誰かの成功が目に留まったり、
仕事で思い通りにいかずに悩む場面もあることでしょう。
そんな時に、感情を取り乱していては思い通りの選択を行うことはできません。
自分にとって正しい選択を積み重ねていくためには平穏な心を欠かすことはできないのです。
まずはあるがままに(自分の解釈を入れずに)受け取り、認め、
自分の理想とのギャップ(良い点も悪い点も)を客観的に捉え直す力が大切です。
茶道男児
茶道男児の生きるテーマは「シンプルに生きること」です。
そのために日頃から心を平穏に保つ思考整理や環境づくりを行なっています。
それではまた次回!達者でな。